イベントサイトのGA4で決済事業者からの参照を診断する
GA4の参照元に決済ドメインが見えるだけでは、チケットの流入元が誤っているとは断定できません。このガイドは、主催者のイベントサイトにGA4があり、チケット購入や決済の後にその計測済みサイトへ戻る場合を対象とします。購入が事業者のドメインで完結し、計測済みページへ戻らないなら、主催者サイトの参照設定では後続の購入を観測できません。まず実際の経路を記録します。
Boletolibre編集部
公開日
GA4から見える戻り経路を確かめる
決済参照の診断ワークシートをダウンロード(英語のMarkdown)
公開中のイベントページを来場者として開き、実際のチケットボタンをたどります。イベントページ、申込フォーム、決済、確認画面、主催者サイトへの戻り先を順番に記録してください。戻り先にGA4が入っているか、チケット事業者がタグや戻り先URLの設定を認めているかを確認します。戻らずに終わる購入経路もあります。その場合、GA4の別の場所で見えた決済ドメインの参照には別の説明が必要です。ドメインを除外しても、存在しない注文イベントは作れません。[1]
レポートの範囲と症状を記録する
確定したGA4のレポート期間で、プロパティ、ウェブストリーム、日付、レポート、疑わしい「セッションの参照元/メディア」の行を控えます。新しい参照元の確認はセッション獲得から始めます。「最初のユーザーの参照元」やイベント単位のアトリビューションは別の問いです。到達ページと決済ホストを記録し、購入者の個人情報はワークシートに写さないでください。変更前のドメイン設定を保存し、チケットとサイトの担当者に、そのホストが決済上の中継点、自社の別サイト、実際に訪問者を送るパートナーのどれかを確かめます。[3][1]
ドメインを分類してから対処を選ぶ
名前だけでなく経路で判断します。外部決済事業者から計測済みイベントサイトへ戻る場合は、Googleが示す不要な参照の例です。会場、スポンサー、報道機関、イベント一覧サイトからの訪問は実際の獲得元なので残します。イベントページとチェックアウトの二つのドメインに、同じGA4ウェブストリームのタグを正当に置けるなら、条件を満たす経路ではクロスドメイン計測が有効な場合があります。両方のタグと遷移が対応している必要があり、外部事業者のチェックアウトを操作できる設定ではありません。GA4は同じドメインやサブドメインからの多くの自己参照を自動的に除くため、まず新しいセッションで問題が実在するか確認します。[1][2]
例えば、来場者がキャンペーンのリンクからフェスティバルのページへ進み、チケット事業者で購入し、主催者の完了ページへ戻るとします。その戻り先のGA4で決済ホストが新しいセッションの参照元になっていれば、この診断の対象です。一方、確認画面が事業者のドメインだけに表示されるなら、主催者のGA4はその画面を見られず、参照除外リストでは解決しません。どちらの場合も、チケットが発行されたかは事業者の注文記録で確認します。[1][2]
根拠のある狭い設定変更を一つ行う
決済からの戻りが確認できたら、権限のあるGA4編集者が[管理]→[データストリーム]→ウェブストリーム→[タグ設定を行う]→[すべて表示]→[不要な参照のリスト]を確認します。証拠に合う最も狭いドメイン条件を選び、変更前後の値を記録して保存します。チケットボタンの行き先という理由だけで、事業者ドメイン全体を除外しないでください。計測済みサイトに戻る際の参照元だと証明する必要があります。両ドメインで共通タグを使える場合は、Googleの別のクロスドメイン設定に従い、到達先にリンカーパラメータがあるか確認します。この二つの設定は代用できません。[1][2]
経路を試し、新しく処理されたデータを読む
事業者のテスト環境や購入しない戻り経路など、承認された方法で試し、通常の同意選択を守ります。既知のイベントページ入口から始め、チケットURL、決済ホスト、戻り先URL、自サイトでのページビューの有無を記録します。別の決済方法やキャンセル経路があればそれも試します。DebugViewは自分のデバッグ端末から収集したイベントの確認に使えますが、Googleによるとアトリビューション分析は限定的です。後で処理済みの新しいデータについて、トラフィック獲得の「セッションの参照元/メディア」を確認し、同じ範囲と期間の基準値と比べます。過去のレポートは書き換わらず、以前の参照元が再訪者に残る場合もあります。参照行が整っても注文計測の証明にはなりません。注文はチケット事業者の記録と別に照合し、戻りや連携の未解決問題を残します。[5][4][1]
出典と参考資料
- Identify unwanted referralsGoogle アナリティクス ヘルプ · 確認日
- Set up cross-domain measurementGoogle アナリティクス ヘルプ · 確認日
- Scopes of traffic-source dimensionsGoogle アナリティクス ヘルプ · 確認日
- Data freshnessGoogle アナリティクス ヘルプ · 確認日
- Monitor events in DebugViewGoogle アナリティクス ヘルプ · 確認日