短縮リンクのクリック数とイベントページの訪問数が一致しない理由
イベントの短縮URLを共有した後、リンク管理画面のクリック数がサイト分析の訪問数より多いと気づくことがあります。その差だけでイベントページの不具合とは判断できません。二つのツールは導線の別々の地点を観測しています。まず一つのリンクと一つの遷移先を比べましょう。
Boletolibre編集部
公開日
比較する二つの数値を定義する
短縮URLと展開後のURLをシートに正確に記入します。Bitlyで短縮リンクのクリックを見るなら、Bitly Linkという流入元を選びます。広い意味の「Engagements」にはQRコードのスキャンやBitly Pageからのクリックも含まれます。Bitlyのクリックは短縮URLの展開です。一方、GA4のセッションはタグのあるサイトでの活動期間で、ランディングページのレポートはセッション最初のページビューを示します。どちらもチケット注文数や重複のない人数ではありません。更新時も同じ定義を使ってください。[1][2][3]
リンクが実際に到達する先を確認する
公開中の短縮リンクをスマートフォンとパソコンで開き、転送後の最終URL、パス、キャンペーンパラメータを記録します。古いイベントページや別ドメインの購入画面ではなく、対象回のページか確かめます。外部チケットページへ直接進むなら主催者サイトは経由しないため、そのサイトの訪問数との比較は適切ではありません。Boletolibre.comのイベントページへ直接進む短縮リンクも、別の自社サイトだけに設置した分析では観測されるとは限りません。[1][3]
比較可能な短い期間をそろえる
一つの短縮リンク、一つの到達ページ、固定した日付範囲を選びます。各画面のタイムゾーン、フィルター、契約プランによる履歴の制限を記録します。GA4ではランディングページのレポートを対象ページで絞り、必要なら「セッションの参照元/メディア」を追加します。ただし、到達ページのセッションと転送クリックは一対一ではありません。リンクが展開されてもタグ付きページが読み込まれない場合があり、継続中のセッションでは新しい到達セッションが生まれないこともあります。他の流入経路も記録し、すべての訪問をそのリンクに帰属させないでください。[1][2][3]
差の原因を試し、観測できたことを報告する
実際の公開チャネルから管理下のテストクリックを行い、最終ページと自分が管理するページの分析タグを確認します。Bitlyによると、ボット、ブラウザー拡張、メールの安全性チェックが、ページ訪問なしに短縮リンクを展開する場合があります。転送で参照情報が失われたり広告ブロッカーが流入元の判定を妨げたりすると、GA4が訪問を直接流入として分類する場合もあります。いずれも仮説として検証し、差の理由と決めつけないでください。報告書では短縮リンクのクリックとイベントページのセッションを別の列にし、情報源、期間、制約を明記します。差を失った参加者数や売上と呼ばないでください。[1][4][3]
出典と参考資料
- Why doesn't the number of clicks in Bitly match the clicks in my other accounts?Bitly Support · 確認日
- About Analytics sessionsGoogle Analytics Help · 確認日
- [GA4] Landing page reportGoogle Analytics Help · 確認日
- [GA4] Understand (direct) / (none) trafficGoogle Analytics Help · 確認日