イベントの財務シナリオ表:チケット、協賛、費用を比較する
予算が一つだけだと、チケット販売や未確定の協賛に結果がどれほど左右されるか見えにくくなります。この表には下振れ・基準・上振れの三つの前提を保存し、選んだケースについて同じ計算を更新します。売上が計画と異なる場合に、どの支出を維持できるか判断するための資料です。利益や特定日の現金残高を保証するものではありません。
Boletolibre編集部
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黄色の入力欄にある例示値を、イベントの数値に置き換えてください。C4でDownside、Base、Upsideを選ぶと、有効な前提と結果が更新されます。通貨は全体で統一してください。例示の価格や枚数は推奨値ではありません。
各前提の根拠と確認日を記録します。販売可能な定員は会場の承認、価格は確定した販売計画、協賛は契約済みと交渉中を分け、費用は見積書や契約、決済手数料は実際の設定から取ります。表は一度に一ケースを表示します。
固定の約束と変動する費用を分ける
有料チケット枚数、価格、協賛、その他収入、確定した固定費、その他固定費、参加者一人当たり費用、チケット一枚当たり手数料、販売可能定員を別々に入力します。すでに約束した会場費は下振れケースでも消えません。参加者数に応じて飲食費を減らせるかは契約で確認します。
NumFOCUSはイベント予算に保守的なケースと楽観的なケースを設ける方法を示しています。この表は基準ケースを加え、固定費と一枚当たり費用を分けました。Microsoftは入力を変えて計算結果を調べる方法を説明していますが、普遍的な下振れ率や損益分岐の保証は示していません。[1][2]
差額と損益分岐枚数を読む
チケット収入は有料枚数×価格です。協賛などを加え、固定費と枚数に応じた費用を引きます。推定差額がマイナスのとき、その絶対額を不足額として表示します。損益分岐に必要な枚数は、残る固定費を追加の一枚が生む貢献額で割り、切り上げます。その貢献額がゼロ以下なら計算できません。
例示の基準ケースでは、40のチケット100枚と協賛2,000で収入は6,000です。固定費4,500と一枚当たり15の費用で支出も6,000となります。下振れケースは2,000の不足です。実際の契約判断には例示値を使わないでください。
定員を超えない対策を選ぶ
予定販売枚数や損益分岐枚数が販売可能定員を超える場合、判定欄に警告が出ます。計算上の黒字は、承認された定員以上の販売を認めるものではありません。不足が出たら、未契約の支出削減、確定した資金の確保、リスクを引き受けるかの判断を担当者と日付付きで記録します。
交渉中の協賛を確実な入金にせず、契約上支払う費用を都合よく消さないでください。一枚追加しても貢献額が増えないなら、販売枚数を増やすだけでは解決しません。
シナリオと入出金時期を区別する
販売状況、定員、協賛、契約が変われば前提を更新し、承認済み予算と照合して二重計上を防ぎます。この表が示すのはケースごとの総額です。販売プラットフォームの払出日や業者への前払日は示しません。その検討には別の資金繰り予測を使います。
税、返金、招待券、券種ごとの価格、実際の決済手数料は契約と財務担当者に確認してください。平均価格だけでは券種構成を見落とすことがあります。判断に影響する範囲で詳細を増やしましょう。
出典と参考資料
- Creating a Projected Budget for Your EventNumFOCUS Events · 確認日
- Introduction to What-If AnalysisMicrosoft Support · 確認日